このページでは小山エミ/エミコヤマ/macskaさんによる著作やオンラインでの発信などをリスト化してまとめていましたが、2026年11月8日に瀬戸マサキ・山口智美による新サイト『小山エミ アーカイブ』を発足したため、そちらに移行しました。


6月11日、(現地時間6月10日)、エミコヤマ/小山エミ/macskaさんがご闘病の末、米国ワシントン州シアトルの病院で亡くなられました。エミさんは最期、彼女のご家族や、大切な人々に見守られながら旅立ちました。家族を愛し、友人に寄り添い、他者を尊重する愛情深い人でした。
エミさんは長年に渡りアクティビストとして性暴力やDVの被害者支援や性産業従事者支援、インターセックス当事者の権利向上、クィア/トランス当事者の解放運動、日本軍「慰安婦」問題の解決に向けた運動、さらには国際養子をめぐる問題の提言活動など幅広い活動を展開してこられました。それに加え、書籍、論文、雑誌記事の執筆、そして様々なオンラインでの発信によって、彼女の拠点である米国内はもちろんのこと、米国以外の活動家、研究者、マイノリティ当事者にも大きな影響を与えました。
私たちもまた、エミさんの日米両方におけるアクティビズムや言論活動に多大なる影響を受けてきました。住んでいる場所は離れていても、日常的に連絡を取り合いさまざまなことを語り合った本当に大切な友人でもありました。
きっと多くの方々が、それぞれのかたちでエミさんから沢山のものを受け取ったのではないかと思います。
どうか共に悼み、エミさんを想って下さると幸いです。
また、エミさんの愛犬キティはご家族のもとにいます。ご安心下さい。
そして、一つお願いがあります。
エミさんが近年とりわけ力を入れていた運動のひとつが、地元シアトルでの「アイリーンズ (Aileen’s)」という団体の運営です。アイリーンズは、地域で性産業に従事する女性らのウェルビーイングと自己決定権の向上を目指す団体です。当事者を中心とした運動の場であるとともに、安心して過ごせる居場所でもあります。
今、そのアイリーンズの存続がエミさんのご逝去によって危ぶまれています。どうか、アイリーンズへのファンドレイジングにご協力をお願いできないでしょうか。これはエミさんのご闘病中に運動仲間が立ち上げ、現在も継続しているものです。エミさんはこの団体の運営にご尽力され、引継ぎの準備に心を砕かれていました。ご闘病中のエミさんに寄付を申し出た人たちに対しても、彼女は「その分をアイリーンズに寄付して」とお願いされていました。それだけアイリーンズはエミさんにとって大切な活動だったのです。エミさんを想って下さる皆様のそのお力を、どうかアイリーンズへのご寄付として分けて頂けないでしょうか。
ファンドレイジングの詳細はリンク先をご覧ください。英文です。
アイリーンズのサイトは以下のリンクからご覧ください。
2026年6月13日
荻上チキ
斉藤正美
瀬戸マサキ
なつき @sakanazuki-ntk.bsky.social
なんばりょうすけ
山口智美
当プロジェクトの調査に基づき、書籍の執筆を続けてきましたが、その成果が『社会運動の戸惑い——フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』として、勁草書房から10月31日に発売されます。
また当サイトでもお知らせ等流していく予定です。
当グローカルフェミニズム研究会がサントリー文化財団からの研究助成をもとに2008~9年度にわたって行ってきた、『メディアイベントとしての「ジェンダーフリー論争」と「男女共同参画」の未来』での研究成果をベースとして、『ネット言説と変わりゆく市民運動 ―現代日本における国家・人種主義をめぐって』と題した新たな研究プロジェクトを立ち上げ、2010年11月からの2年にわたり、トヨタ財団の研究助成プログラムの助成をいただくことができました。
トヨタ財団のサイトから、『ネット言説と変わりゆく市民運動 ―現代日本における国家・人種主義をめぐって』概要をご覧いただくことができます。
トヨタ財団助成プロジェクトでは、今までのグローカルフェミニズム研究会メンバーに加え、新たな共同研究者の方々にも加わっていただきました。今後の研究進展に関しては、又ネットにおいても随時報告していきたいと考えております。また当ブログにもリンクをはるなどして、お知らせさせていただく予定です。
過去2年にわたり助成をくださったサントリー文化財団、そして今後2年間に新たなプロジェクトに関して助成をいただいたトヨタ財団に感謝申し上げます。
2009年度のサントリー文化財団研究助成プロジェクトの報告書を、サントリー財団のサイトにご掲載いただきました。
報告書はこちら。
2年間にわたり当研究プロジェクトに助成をしていただいたサントリー文化財団に心から感謝申し上げます。
「フェミニズムの歴史と理論」サイト上の「非営利団体や市民運動における雇用や無償・ボランティア労働を考えるーユニオンWANの事例から」集会報告の中に、ユニオンWANのカサイさんの争議や集会を終えての思いを綴った「続・カサイの気持ち」を掲載しました。ぜひご参照ください。
WAN争議やユニオンWANの活動についての集会を2010年6月6日に東京田町の女性と仕事の未来館で開催しました。それについての報告を「フェミニズムの歴史と理論」サイトにアップしました。「非営利団体や市民運動における雇用や無償・ボランティア労働を考えるーユニオンWANの事例から」集会報告 をご参照ください。
以下のようなラインアップです。
司会:斉藤正美、山口智美
5−6月にかけて、グローカルフェミニズム研究会では、宮崎県都城市、千葉県など、男女共同参画条例の制定をめぐり注目を集めた地域に関して、調査を行ってきました。それぞれの地域に伺い、条例制定やそれをめぐる議論に関わった、議員、市民運動家の方々、および担当の行政職員の方や、取材をしたジャーナリストの方々など、様々な立場の方々に直接インタビュー調査を行いつつ、当時の報道や文書についても収集してきました。
現在、調査結果の整理、分析の最中で、成果を論文としてまとめていく予定です。同時に、今後も調査は続行していきます。
研究会主催事業として、「非営利団体や市民運動における雇用や無償・ボランティア労働を考える〜ユニオンWANの事例から」という集会を、6月6日(日)、女性と仕事の未来館第一セミナー室において開催しました。
ユニオンWANの遠藤礼子さん、カサイさんに講師としていらしていただき、具体的にユニオンWANの争議の経緯をお話いただくことにより、今までひどい実態に反してあまり語られてこなかった、非営利団体や市民運動団体における雇用や無償・ボランティア労働をめぐる問題について、課題を整理し、議論することができました。
詳しい報告はまた後日していきます。
12月25日(金)に、小澤かおるさん(首都大学東京大学院 社会学)を招いて研究会を開催します。お気軽にご参加ください。
「性的少数者情報のアーカイヴ形成について」
小澤かおるさんによるプレゼンテーション(博士論文の研究計画発表)の後、質疑応答、議論
日時:12月25日(金)午後2時〜5時
場所:東京ウィメンズプラザ 第一会議室A
問い合わせ先:グローカルフェミニズム研究会 斉藤正美 saitoh あっとまーく p1.tcnet.ne.jp